純愛小説家
三嶋は。


「じゃあ、まずはここ」
「了解」


ガイドブックを元に、プランを作って。


「っつーか…。すごいタイムスケジュールだな…」
「これでも短大で秘書科だったから。スケジュール組むのは得意なの」


今の仕事には関係ないけど、笑った。

でも。
宿泊してるホテルから近い順に、ほんと、うまく作ってあった。

ただ…。


「…ひかり?」
「ん?」
「買い物は?」

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