純愛小説家
その中に、ショッピングの文字は見当たらなくて。
海外=ショッピング。
じゃないのか…?
思って訊いてみると。
「買い物はいつでも出来るから。ここでしか出来ないこと、見られないものを見たいから」
そんな答えが返ってきて。
「…そっか」
「あっ。時間なくなっちゃう!行こう!」
「あぁ…」
定番の。
恋人岬も、
─ないんだな…。
思いながら。
約束通り、三嶋の行きたい所へ行った。
いつも雑誌を見て、
『これいいなぁ~。かわいい!欲しい~』
カバンや服を欲しがっていた三嶋。
確かに買い物は日本でも出来る。
それも嘘じゃないんだろうけど。
俺からのプレゼントは、
─受け取れない
そういう意味が含まれていると。
俺は、気づいていた。
海外=ショッピング。
じゃないのか…?
思って訊いてみると。
「買い物はいつでも出来るから。ここでしか出来ないこと、見られないものを見たいから」
そんな答えが返ってきて。
「…そっか」
「あっ。時間なくなっちゃう!行こう!」
「あぁ…」
定番の。
恋人岬も、
─ないんだな…。
思いながら。
約束通り、三嶋の行きたい所へ行った。
いつも雑誌を見て、
『これいいなぁ~。かわいい!欲しい~』
カバンや服を欲しがっていた三嶋。
確かに買い物は日本でも出来る。
それも嘘じゃないんだろうけど。
俺からのプレゼントは、
─受け取れない
そういう意味が含まれていると。
俺は、気づいていた。