純愛小説家
突然のメール。
三嶋はどう思ったのか…。


【そっか…。やっぱり忙しいんだね。
わかった。
落ち着いたら、また連絡して】


返事が来たのは、1時間後のことで。

傷ついた…?
それとも。
ホッと、したか…。


─はぁー…


深くため息をつきながら。
やっぱり衝動的に行動するのは、


─よくないな…


思った。

と、同時に。


「─────」


涙が、零れた。


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