純愛小説家
藍田のとこでなら。

【矢野 伊月の異色作!!】

とか何とかで。
書かせてもらえるかもしれない。

自分の。
“特別”が、わからない男…。

ある意味。
ノンフィクション。


─はぁー…


考えるだけ考えて。
あまりのバカバカしさに、ため息だけが、部屋に響いた。

今までとは何もかもが違って。
調子が狂ってるんだろう。

三嶋のことは考えてしまうけど。

やっぱり、三嶋と距離を置くことは、正解、だったんだろう。

俺がこんなふうに。
衝動に突き動かされるなんてあり得ない。

俺は“俺”に。
戻らなきゃいけない…。

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