純愛小説家
―だって三嶋、お前にそっくりな男の子連れて、公園で遊ばせてたぞ


俺にそっくりな、男の子。


「歳、は…?」
「その子?んー…。1歳…、2歳くらい、かなー?」


間違いない。
俺の…、俺と三嶋の────。


「っつーか。ほんと、お前のミニチュア版って感じ?宥も見てすぐ、わかるんじゃないか?」





確かに。
ほんと、俺本人が見ても、そっくりな男の子…。


「ママー…?」

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