純愛小説家
「や、いいよ。そんなのもう、慣れてるから。ここで読んでて」
「ほんと!?ありがとう!ほんとに、さわりだけだから」
その、明るい笑顔の裏で。
「はいはい」
終わりしか待っていない。
この恋の行方を……。
「ほんと!?ありがとう!ほんとに、さわりだけだから」
その、明るい笑顔の裏で。
「はいはい」
終わりしか待っていない。
この恋の行方を……。