純愛小説家
まぁ、そのおかげで。
夜更かしは未だしてしまうものの。
健康的な生活にはなって。

前は受け付けなかった朝食もとれるようになった。


「これ。朝食べてね」


用意してくれる三嶋のおかげもあるんだろう。

何時から何時…というきっちりしたものではないけど。
いわゆる【時間割】のようなものが、漠然とだけど出来上がっていた。

藍田には、


「午前中に打ち合わせ!?お前が?ウソだろ!?」


かなり大げさに驚かれた。

その仕返し、じゃないけど。


「原稿おとすぞ」


ちょっとだけ。


「!!や、それだけは勘弁」


脅してやった。

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