純愛小説家
思い出し笑いしながらも。
パソコンに向かって、カチカチとキーボードを叩く。

藍田に頼まれた連載分。

今でこそ、当たり前になったけど。

デビュー当時。

俺的には手書きの方が楽で。

ウチに来るたび、


「今日はこれ、いいかな?」


三嶋が、素手では触れられない!!言わんばかりに、最初は手袋を履こうとした程。
かなり丁重に読んでいる原稿は、手書きのもの。

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