夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

「……死ぬのは、
俺が白金バッジ獲れなかったらにしろよ。」

……何て事だ。
完全に、完敗じゃないか。


「お前の目が見えなくなる前には、
なんとか持ってこれる様に頑張るからさ。
……しっかり見てろよ。夢の続き。」

夢も…。
ヴァロンへの気持ちも、諦められない。

ずっと見ていたい。
誰よりもヴァロンを、見ていたい。


「っ……ヴァロンッ///。」

一度だけ。
この時一度だけ、
感情に任せて…ヴァロンに抱き付いて泣いた。

彼はきっと、
私が取り乱してる位にしか思ってなくて…。
戸惑いがちに頭や肩や背中を、叩いたりさすったりしてくれた。


不器用な優しさ。
自由奔放で、我が儘なヴァロン。


…好き。

ヴァロン、私は君が…大好きなんです。
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