夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「ねぇ〜?
いいじゃない!私と行こうよ〜。」
「……。」
私の目に映ったのは、
女性と一緒にいるヴァロン。
ズキッと、胸が痛んだ。
ヴァロンは不機嫌そうな表情。
女性はそんな彼の腕を引っ張ったり、
時折密着して誘っている。
ヴァロンはプライベートで、
自分から女性に声を掛けたりしない。
逆ナンなのは明らかだった。
…っ……止めろよ。
ヴァロンに、触るなッ……。
「止めろ!」と声を掛けようとした時…。
「いいじゃない?サービスするから…。」
女性はヴァロンの首に腕を回して、
唇を重ねた。
……。
頭が、真っ白になる。