夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「頑張るんですのよ、アカリ。
大丈夫ですわ。
ヴァロンはアカリが大好きですもの。
絶対にアカリから誘ったら喜びますわ!」
「///……う、ん。」
私が小さな声で頷くと、
モニカは離れて微笑んだ。
「気になった事も、悩み事も。
ちゃんと話し合えば大丈夫!
今までも色々な事を乗り越えてきたんでしょう?
今回だって、
ヴァロンを信じてあげればいいんですわ!」
ヴァロンを信じる。
そうだ。
ヴァロンはいつだって私を大切にしてくれた。
私を傷付けない様に、必死だった。
私に触れないのも。
自分の過去を話さないのも。
きっと何か事情があるんだ。
「……モニカ。私、頑張るね!」
今夜、ヴァロンと話そう。
しっかり向き合おうと決意して、
私はモニカに微笑んだ。