夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

///…こんな綺麗な人が、
夢の配達人に…いたんだ……///。

知らなかった。
夢の配達人には、
男性しかいないとも思っていた。

一体誰だろう?
と、プロフィールが書いていないか確認する。
ドキドキと高鳴る胸。


「……!…あ、あった!」

えっと、名前は……。

……。
私は、プロフィールを見て…目を疑った。


「……リ。…リディ…ア?」

私の呟きに、
側で眠っていた白猫のリディアがピクッと反応する。
「みゃ〜。」と猫リディアは鳴くと、
私にその体をスリスリと擦り寄せてきた。

猫リディアは以前ヴァロンが私の召し使いの任務だった時に保護した猫。
私にとても懐いてくれて、今も一緒に暮らしている。
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