夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

「少し腫れてるよ?痛くないッ?」

心配で心配で、
私はヴァロンを見上げた。
すごく間近で瞳が重なるが、彼は答えない。


「ま、待ってて…!
確か湿布が………。」

私がそう言いながら、
湿布を取りに行こうとした時だ。

ヴァロンの手が、
止めるように私の腕を掴んだ。


「!……。
ヴァロン…?……きゃッ!」

そのままグイッと引き寄せられると、
ヴァロンに力強く抱き締められ…
唇と唇が重なった。


「///っ……。
ヴァ…、ヴァロン……///?」

一度唇が離され、
動揺した私が彼を見上げると…。

今まで見た事のない。
”男の表情”をしたヴァロンが、いた。
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