夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

扉を閉めて脱衣所にこもって、
俺はアカリを撫でた自分の手を見つめた。

お風呂上がりのアカリは、
少し離れていてもすごくいい香りがした。
いつも、何度も何度も…惑わされそうになる。
仕事があるフリをして机に向かいながら、
少し離れたベッドに眠るアカリをいつも俺は…
狙ってるんだ。

避けていると怪しまれない様に、
時々一緒にベッドに入る時だって…。
俺は一度もアカリの隣で眠った事なんてない。
寝たフリをして、
彼女が安心して眠ってから…
朝までずっと自分の邪心を抑えてた。


ずっと一緒に居たい。
そう思って取った休みも…時々後悔する。
紳士な男のフリをしてアカリとデートしながら…。

本当はいつ犯してやろうか、と…。
機会を狙ってる俺がいる。
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