夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「……ヴァロンに。
やられたんですか……?」
「!///っ……や、やられてません!
まだやられてませんからッ…///!!
……っ。……あ///。」
”やられたんですか?”…。
動揺していた私は、
シュウさんの言葉を思いっきり否定した。
答えなくてもいい事を。
恥ずかしい事を、大声で言ってしまった。
……。
部屋の中がシーンとなる。
わ、私…最悪…///。
真っ赤な顔を押さえて俯く私。
……。
でも、
あの時の事を思い出して…。
私は首筋に触れると呟いた。
「……あのまま。
襲われちゃっても…良かったんですけどね……。」
「!……え?」
驚くシュウさんに、
私は顔を上げて微笑んだ。