夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「…全然、嫌じゃなかったんです。
むしろ、嬉しかったって…言うか……。」
ずっと私に遠慮していたヴァロンが、
思いっきりぶつけてくれた感情。
「…だって、初めてだったんですよ?
ヴァロンがあんな風に私を求めてくれたの…。」
大切にしてくれてた。
でも、自信がなかった…。
ヴァロンにとって私は…
女としての魅力が足りないのかな?って……。
だからあの時…。
ヴァロンが私を女性として見てくれてるって分かって…嬉しかった。
「……なんて。
私、おかしい…ですかね……///?」
シュウさんに向かって何を言ってるんだろう?
と、恥ずかしくなって私は思わずふふっと笑った。
そんな私をじっと見つめているシュウさん。
「……。
実は私、シュウさんに…嫉妬してました。」
ここぞとばかりに、
素直な気持ちを私は吐き出した。