夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「……うん///。」
私は頷くと、
振り返ってヴァロンに抱き付いた。
「シュウさんに、
また遊びに来てもらってね?
今度はハーブティーに合うお菓子焼いておく。」
「……ん。
アカリ、ありがと。」
私の提案に喜んで、彼は微笑んでくれた。
……けど。
「!…い、ひゃい……っ。」
突然私はヴァロンに頰をむぎゅっと摘まれる。
な、なんで?
と目をパチクリさせる私を、
ヴァロンが意地悪そうに見つめた。
「……男と密室で二人きりは禁止。
例えシュウでも、俺だって妬くよ?」
「///っ……。」
その言葉が嬉しくて。
私は頰を押さえながら一瞬で笑顔に変わる。
そんな私の頭をヴァロンはポンポンッと撫でてくれた。
……。
そして…。
暫くして、真剣な表情で私を見つめた。