夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「……。
なんか、あったのか?」
そう言って、
俺はリディアの頭を優しく撫でた。
すると…。
その手をリディアに掴まれて…。
チュッと掌にキスをされた。
「!っ……。」
驚いて、頭が真っ白になる。
……え?
俺は…何を……されてるんだ?
リディアは俺に…何を、してるんだ……?
訳が分からない。
呆然とする俺にリディアは構わず迫ってくる。
キスした掌を柔らかい唇でついばむ様になぞっていって、
俺の指まで辿り着くと根元から指先まで味わう様に…舌を滑らせた。
「///っ……!」
思わずビクッと手を引っ込め様とするが、
リディアは俺の指を咥えて…。
その熱い口内で、しゃぶる様に舌を指に絡ませてくる。
///っ……リディア?
なに…やって……ッ。
ゾクゾクと震え上がる初めての感覚に、
自分の身体が疼き出すのを感じた。