夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
指から感じる熱。
柔らかい唇と舌の感触。
リディアの行動に湧き上がる俺の男の部分。
///っ……何だよ…。
何で…こんな事すんだよッ…///!
俺はパニックになって、
手を引っ込めてリディアから離れようとした。
……でも。
ベッドから立ち上がろうとした俺を。
上目遣いした”女の表情”をしたリディアが、
まるで”行かないで”と言う様に止めて……。
その潤んだ瞳に吸い込まれそうで、
その場を離れるのを躊躇した俺に……。
リディアは唇を重ねて来た。
……。
ドクンッ…!と。
一瞬、驚きで跳ねた鼓動が…。
すぐに違う高鳴りに変わって…。
「っ……リディアッ…。」
俺はリディアの腰と後頭部に手を回すと、
今度は自分から唇を重ねていた。