夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
(4)
言えなかった言葉が…。
行動になって、溢れ出す。
俺はリディアの唇に、
そっと自分の唇を重ねた。
一度目はすぐに離して見つめると、
彼女は驚いた様に目を見開いて俺を見てた。
「……もう。
下手くそなんて言わせねぇから…。」
俺はリディアを抱き寄せると彼女の唇をついばむ様に何度か口付けて…。
唇を舌先で舐めるとそのまま深く口付けていった。
「///っ……!
んッ……ダメッ…ヴァロ…ン!やめッ…///。」
抵抗する素振りをしてるけど、
繰り返される俺の口付けに確実にリディアは酔っていく。
息が乱れて、熱い吐息が漏れる。
俺はリディアに口付けたまま抱き上げると、
そのまま彼女の部屋に運びベッドに組み敷いた。