夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
【6月15日/丘にある墓地】
翌朝。
私達はリディアさんが眠る丘にやって来た。
緑の広がる緩やかな傾斜から見渡す景色はとても美しくて、空も綺麗に見渡せる。
「……実は、初めて来るんだよな。」
ゆっくり歩きながら、
ヴァロンが呟く様に言った。
「いつも、休みは取ってたんだけど…。
此処まで来る勇気は…ずっとなかった。」
そう言ったヴァロンの横顔は切なくて。
きっと、心の何処かでリディアさんの死を受け入れたくなかったんだと…伝わってきた。
「…さて、実は私も初めてなので……。
ここからは、探さなきゃいけませんね。
リディアの墓を……。」
たくさんのお墓が並ぶ墓地の入り口で、
シュウさんが辺りを見渡しながら言った。
ずらりと並ぶお墓。
一つ一つ名前を見て探すのはとても大変そう。
翌朝。
私達はリディアさんが眠る丘にやって来た。
緑の広がる緩やかな傾斜から見渡す景色はとても美しくて、空も綺麗に見渡せる。
「……実は、初めて来るんだよな。」
ゆっくり歩きながら、
ヴァロンが呟く様に言った。
「いつも、休みは取ってたんだけど…。
此処まで来る勇気は…ずっとなかった。」
そう言ったヴァロンの横顔は切なくて。
きっと、心の何処かでリディアさんの死を受け入れたくなかったんだと…伝わってきた。
「…さて、実は私も初めてなので……。
ここからは、探さなきゃいけませんね。
リディアの墓を……。」
たくさんのお墓が並ぶ墓地の入り口で、
シュウさんが辺りを見渡しながら言った。
ずらりと並ぶお墓。
一つ一つ名前を見て探すのはとても大変そう。