夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「あ!よかったぁ〜!
話せるんだね?安心した〜。」
俺の声を聞いて、
女はホッとした様に笑った。
いやいやいや。
違うだろ!そこじゃないだろ、女!
7歳のガキ相手に仕事勧誘するとか…。
意味わかんねぇ、馬鹿なのか?!
顔を引きつらせて、
じとっと見つめる俺の額を女が人差し指で軽く押して微笑む。
「言っとくけど、
アンタに拒否権はありませ〜ん!
そうね、自由になりたかったら…。
私に5億返すか、私を超える事ね!」
拒否権ねぇのかよ…。
5億って、簡単に言うなよ…。
大体…お前を、超える?
って、どういう意味だよ…。
聞きたい事や言いたい文句が湧き上がってくる。
すると、
そんな俺を察したのか…。
女が自分の職業を明かす。