夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「……駄目?
今すごく、アカリを抱きたいんだけど…。」
素直なヴァロンの言葉に、胸が疼く。
嫌じゃない。
駄目じゃない。
……けど、恥ずかしい。
「///っ…ま、まだ…明るいよッ…。
それに、お風呂入ってな……。っ……///!」
私が最後まで言葉を発する前に、
顔を横に向けさせられて唇を奪われる。
熱い口付け。
ヴァロンの手が私の腰のくびれをなぞる様に服の上から触れた。
まだ素肌に触れられていないのに、
身体が熱く震え出す。
「…船でシャワーなら浴びたじゃん?
……。ごめん、もう待てない。
アカリが好き過ぎて、抑えらんねぇ…。」
ヴァロンは私をお姫様抱っこすると、
寝室に連れて行きベッドの端にゆっくりと腰掛けさせる様に降ろした。