夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「……俺のものに、なって?」
ヴァロンは私を見つめて、
頰に唇に優しいキスをしてくれた。
その祈る様な切ない彼の瞳に見つめられて…
私の瞳からは大粒の涙がポタポタと溢れ落ちた。
好きだよ。大切だよ。
言葉と行動で、
ヴァロンの気持ちが伝わってくる。
叶えたい。
ヴァロンの気持ちに、応えてあげたい。
私に出来る全てを彼にあげたい。
「……私も、ヴァロンが好き。」
ヴァロンの手を取って、
その大きな手に自分の頰を擦り寄せて微笑んだ。
「///……ずっと。
私もヴァロンに…触れたかった……///。
触れてほしくて…仕方なかったのっ…///。」
こんな事を言ったら呆れられる。
女からこんな事を言うのは恥ずかしい事だと思ってた。
……でも、それは違う。