夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

「///……な、なんでっ?
なんでそんなに笑うのっ……??」

笑われた訳が分からない。
問い詰める私を、ヴァロンはガバッと閉じ込める様に抱き締めて答えた。


「……アカリが、可愛いから。
そんなに俺の為に必死に考えてくれたんだ?
……ありがとう。」

私の額にチュッと口付けてヴァロンは言葉を続ける。


「まあ、人によるけど…。
俺はあんまり、下着は気にしないかな…。」

「!…そ、そう…なの?」

その言葉にホッとした様な気の抜けた様な私。

しかし、安心したのも束の間。
外れたボタンの隙間からヴァロンの手がスルッと侵入して来て、私の素肌に直接触れた。


「!///ッ……あっ…。」

ビクッと身を縮める私を抱き締めて、
彼が耳元で囁く。


「俺は、何も着けてない方が好きかな…。」

「えッ……///。」

真っ赤になる私を、
意地悪そうにヴァロンが見つめた。
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