夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
な、なにも…着けてない、て…///。
それはつまり、裸。
服も下着も脱ぐという事。
いきなり最初から裸なんてさすがに恥ずかしくて、私は目を泳がせた。
「……アカリの素肌に触れたい。
一緒に、触れ合いたい。」
戸惑う私にそう言って
ヴァロンは少し離れると…。
ネクタイを緩めてシュルッと外し、
自分のシャツのボタンを外し出した。
その仕草に、ドキンッと鼓動が跳ねて…。
泳いでいた筈の視線が今度は彼から逸らせなくなる。
私が恥ずかしがるから、
きっとヴァロンは先に脱いでくれるんだ…///。
彼の優しさにキュンッとして、胸が暖かくなる。
……。
けど、次の瞬間…。
私は自分が先に脱がなかった事を後悔した。