夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
パサッとシャツを脱ぎ捨て、
露わになったヴァロンの上半身。
「///ッ……!!」
う、わぁ……っ///。
驚きのあまり声が出なくて、
私は心の中でキャーキャー叫び声を上げた。
初めての見るヴァロンの上半身はまるで…。
そう、美術の彫刻品の様。
引き締まってバランスのとれた筋肉。
逞しい肩、腕、胸板…。
自分が変態なんじゃないかと思う位、
彼の裸に興奮してドキドキが止まらない。
ちょ、ちょっと待ってよっ…///!
あんな綺麗な身体見せられた後に脱ぐなんて…。
どんな拷問よッ…///!
真っ赤になりながらあわあわと見つめている私を、ヴァロンは自分の髪をクシャクシャと崩しながら…
長い前髪の隙間から覗いて、フッと笑った。
「!///っ……。」
ぜ、絶対に自分が格好良いって自覚してるッ…///!
ずるいっ…ずるいよ〜っ///!!
自分に自信が持てなくて俯く私。