夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

……あれ?
……。

なんか、おかしくない?……。


私はパチッと目を開けて顔を上げると、
抱き締めてくれているヴァロンを見つめた。


「?……何?」

「な、何?じゃ…ないよ……///。」

首を傾げるヴァロンに私は納得がいかない。
自分だけ気持ち良くさせられて、
このまま寝かされそうな雰囲気に納得がいかない。


「///……ヴァ、ヴァロン…は?」

私はゴクリと唾を飲み込むと、
勇気を出して口を開く。


「わ、私っ…///。
ヴァロンにも…っ……。
気持ち良く…なって……ほしぃ…///。」

語尾がだんだん小さくなってゴニョゴニョしてしまった。
ちゃんと伝わったか心配していると、
ヴァロンはフッと微笑んで私の耳元に唇を寄せた。
< 333 / 497 >

この作品をシェア

pagetop