夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
【6月16日/自宅】

リディアの墓参りから帰宅した俺は、
ようやく焦りも曇りもない心でアカリに触れたいと思えた。

時間はまだ夕方前。
最初は恥ずかしがっていたアカリだけど、
俺の気持ちを受け入れてくれた。


やっと、俺達は夫婦になれる。


…けど。
いざアカリに触れていくと、
俺はなんだか最後までしなくても満足していた。

俺の為に慣れない下着を選んでくれたり。
初めてなのに必死に俺に応えようとしてくれるアカリが可愛くて…。
どうしようもない愛おしさが溢れて、満たされる。

俺の愛撫に乱れて喘ぐアカリに、
わざわざ苦痛を与える必要ないと…思った。
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