夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
熱い口付けを繰り返しながら、
俺はアカリの膝と膝の間に自分の身体を移動させた。
唇を離すと、
とろんとした表情のアカリが俺を見上げている。
可愛くて…。
俺の熱くなった下半身が更に疼き出す。
アカリの頭を優しく撫でると、
俺は枕元にある棚の引き出しに手を伸ばして、小さい四角い包みに入った避妊具を取り出した。
包みを破ろうと口元に近付けた時…。
俺はハッとして手を止めた。
……。
避妊する事。
今まで当たり前の行動だった。
避妊せずに抱いた女は、
後にも先にもリディアだけ…。
リディアとの、あの一夜だけだ。
……。
俺は、少し考えて…。
アカリを見つめた。