夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「……アカリ。
……。着けないで…していい?」
「……え?」
俺の問い掛けにアカリは首を傾げた。
俺を見て、俺が手に持っている包みを見て…
キョトンとしている。
……。
そうか、コレが何か分からないんだな。
無知過ぎる。
考えなしの男が相手だったらどうするんだか…。
…かと言って。
一からコレが何なのか説明するのも俺が恥ずかしくて……。
俺は、素直な自分の気持ちを言う事にした。
「……アカリ。
俺は、すぐにでもアカリとの子供がほしいと思ってる。」
アカリを真っ直ぐ見つめて。
アカリが俺に言葉で伝えてくれた様に、伝える。