夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
驚いた表情をしていたアカリは、
俺の言葉の意味に気付いた様に真っ赤になって…。
ゆっくり…。
包みを持つ俺の手を、握った。
「///……着けなくて、いい。」
首を横に振って、俺を見てくれた。
「わ、私も……ほしい。
ヴァロンの赤ちゃん、ほしい…///。」
そう言ってくれたアカリの瞳が、綺麗で…。
照れた様に微笑む表情が、可愛くて…。
アカリとなら、絶対に大丈夫だと思った。
「……ありがとう。」
俺は包みを棚の上に置いて、
アカリを抱き締めた。
「俺の夢、叶えて?
アカリと子供と…。
ずっと家族で…幸せに暮らしたい。」
「///っ……。はい…っ。」
俺の言葉に、
彼女は涙ぐんで頷いてくれた。