夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「///……綺麗なのは、ヴァロンだよ?」
「……え?
っ…俺は、別に……。
この容姿は…たまたま、じゃん……。」
見た目の事を言われたのかと思った俺に、
アカリは首を横に振って…。
俺の胸に、そっと手を触れた。
「ヴァロンが綺麗なのは、姿だけじゃない。
…心、だよ?私は、ヴァロンの心が…好き。」
アカリは以前、俺に言った。
俺の言葉は、魔法の言葉だって…。
自分を幸せにしてくれる、呪文だって…。
「愛してるよ、ヴァロン。
……。っ…もう、平気だから///。
う、動いても…多分、大丈夫……///」
照れた様に、囁かれる言葉。
アカリの言葉で幸せにしてもらってるのは、
きっと俺の方だ。
お前の言葉だけで、
俺は生まれて来て良かったと思える。
お前と巡り逢う為に、
生まれて来たんだと思える。