夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
(3)
……
………。
俺は腕の中で眠るアカリをじっと見つめた。
共に果てた後、
眠る様に意識を手放したアカリ。
脱力して倒れそうな彼女を抱き留めて、
呼吸を整えた後布団の中に入って今に至る。
「……ッ///。」
お、俺…最悪……///。
初めての女の子に、調子乗り過ぎた……///?
さっきまでの自分を思い返して思わず熱くなる顔。
本当に、
アカリが相手だと調子が狂ってしまう。
相手を良くしてやるよりも自分が気持ち良くなりたい、なんて…。
ずっと忘れてた感情だった。
「///……なんで、こんな可愛いんだよ。」
自分が重症だと思う程に愛おしい。
アカリは眠っているのに…。
今まで抑えられていた自分が信じられないくらい、また抱きたいと思ってしまう。