夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
気持ちが溢れてきて、
俺はアカリを抱き寄せてスリッと彼女の頭に頰を寄せた。
「……ん……っ…。」
すると、アカリがモゾッと動いて…。
目をゆっくり開けるとボーッとした表情で俺を見上げた。
「……。ヴァ…ロン?」
「…わり。起こした。」
俺の言葉に首を横に振って眠そうに目を擦るアカリを再び抱き寄せて、頭を優しく撫でる。
「…痛いところないか?」
「?……痛い、ところ?
……。……。!……え///?」
アカリはハッとして、
布団の中で裸で抱き合う俺と自分を見てボッと一気に赤くなった。
「///っ……や、わ…私っ…///。
あのまま…っ〜〜〜〜///。」
意識を手放す前の事を思い出した様で、
彼女は俺に背を向けて掛け布団を頭まで被って隠れてしまう。