夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】

……
………。

夕飯を食べ終わってお風呂から上がると、
サヤさんはアカリを寝かしつけたまま一緒にベッドで眠っていた。
二人の額に僕はそっとキスすると、
可愛い寝顔をじっと見つめて思わず微笑む。


「……溺愛ね。」

「!///っ…リ、リディアさんっ…!」

背後から声を掛けられてビクッとする。
リディアさんの存在を忘れて、
つい恥ずかしい事をしてしまった!
と、赤面する僕を見て彼女はくすくす笑う。


「静かにしなさい。
二人とも起きちゃうでしょ?」

リディアさんにし〜っと言われて、
僕は慌てながら口を押さえて黙り込むと、
一緒に隣の部屋に移動した。

……

………。
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