夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
……
………。
「…寝ちゃいましたか?」
子供部屋が静かになったと思って覗きに行くとアカリはベッドでスヤスヤと眠り、リディアさんは傍らでその寝顔を見つめていた。
「……やっぱり、いいね。
アカリちゃんの笑顔、癒される。」
「……。
そうですか?良かった。」
リディアさんの隣に行って、僕は話し合おうと思った。
ヴァロン君の事…。
いや、リディアさんとヴァロン君の事。
お節介かも知れない。
けど、二人は僕にとっても大切な人。
二人の様なすごい才能も力もないけど。
何か出来る事があるなら…。
そう思って、
僕が口を開こうとした時だ。