夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
……
………。
リディアさん。
ヴァロン君は、
貴女の意志を…ちゃんと継ぎましたよ。
最年少で白金バッジを取得して、
それから毎日大忙しの生活を送っています。
お陰で僕とヴァロン君はすっかりすれ違いの生活で、隠れ家に居てもなかなか会えません。
ヴァロン君にアカリの事を上手くアピール出来ないこの状況。
二人を知り会わせるのは、
どんな依頼を熟すより大変な使命です。
「…本当に、可愛いんだよ!
でも、
ヴァロン君になら嫁にあげてもいいな〜。」
「…ガキはお断りだよ。」
久々にヴァロン君に会ったから頑張って言ってみたけど、鼻で笑われちゃいました。
……
………。
結局、
ヴァロン君とアカリが知り合ったのは…。
僕が傍に居られなくなった後…。