夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
妊娠6ヶ月。
目立ち始めた自分のお腹。
先生の話では普通よりも小さい私の赤ちゃん。
病気で食欲が落ちている私のせいかも知れないと、落ち込んでいた。
そんなある日、
マスターから私に贈り物が届いた。
先生が運んで来てくれて、
病室にある机の上に置かれた段ボール箱。
先生と奥さんと一緒に中身を見てみると…。
そこに入っていたのは、
ヴァロンがたくさん載った雑誌や…。
何枚もの彼の写真だった。
「///っ……。」
久々に見る、ヴァロン。
写真嫌いな彼の写真は、
どれも隠し撮りされた様な物ばかり。
……でも。
それでも、全身から溢れる魅力。
意地悪そうに、
首を傾げて笑うヴァロン。
また、格好良く…なった。