夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「ヴァロン様は問題ないですよ!」
「晴れでも雨でも嵐でも!
いっつも百点満点の配達人ですからね!」
少し沈んだ私を励ます様に、
二人は元気にそう言ってくれた。
「…ありがとう。そうだよね!」
二人に元気付けられて私は笑顔で頷く。
「よし!
急いで昼食用意するから待っててね。」
キッチンに戻り手を洗うと、
私は作りかけの昼食の仕上げに入った。
……
………。
「!…ヤバッ!ちょ〜うまい!」
「ホント!
アカリさんの手料理いつ食ってもうまいです!」
私が用意した昼食を二人は本当に美味しそうに頬張ってくれる。
「ありがとう。
良かったらお代わりしてね?」
冷たいお茶をテーブルに並べると、
私も二人の正面に座った。