夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「いや〜。
でもヴァロン様は幸せですね〜。」
「ホント!
料理上手な奥さんとかマジで羨ましいな〜。」
「///…そ、そうかな?」
レナとレイの言葉に思わず照れながら、
私も食事を始める。
その間、
二人は私を盛り上げ様とヴァロンの事を色々話してくれた。
「…でも、ヴァロン様はホントすごいですよね!
白金バッジになってもう何年でしたっけ?」
「ヴァロン様が16歳の時だから…。
今、17年目!未だ記録更新中ですね。」
17年。
改めて考えるとすごい年月だ。
白金バッジは全部で三つ。
ヴァロンのバッジ以外の他の二つは、
大体十年もしない内に入れ替わるって聞いた。
17年も持ってるバッジ。
絶対に思い入れがあるんだろうな…。
そういえばヴァロンが白金バッジになったのは、どんな経緯なんだろう?
下剋上かな?
私がそんな事を考えていると、
レイが何気なく言う。