夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「?…どうしましたの?アカリ。」
じっと見つめる私に気付いて、
モニカは首を傾げながら尋ねてきた。
「あ、ううん!幸せそうだな〜って。
それに、
モニカ前より更に綺麗になったみたい。」
何気なく言った言葉。
でもその言葉に、
この後思いがけない返事が返ってくる。
「まあね。
旦那様に愛されれば、女は綺麗になるわよ。」
「?……そうなの?」
モニカの言葉の意味が分からず、
キョトンとしている私を見て彼女は食事の手を止めた。
「……。
アカリはどうなんですの?」
「どうって、何が…?」
質問の意味が分からない。
少しの沈黙の後、モニカが軽く溜め息をついた。