夢の言葉と虹の架け橋【夢の言葉続編①】
「……モニカは。
やっぱり私よりお姉さんみたい。
相談して、良かった。」
私が微笑むと、
モニカはフンッと自慢気な表情で微笑む。
「当たり前よ。
親友が落ち込んでたら励ますのは当然ですわ!」
モニカはそう言うと、
再び席に戻ってパクパクと料理を食べ始めた。
モニカに相談して、
なんだか元気と勇気が出た。
ちゃんとヴァロンと向き合って、
話し合っていきたいと…私は思った。
「…ヴァロン。
今頃何してるかな?」
ふと窓の方を見て、私は呟く。
そんな私を見てモニカはニヤニヤ。
「落ち込んでたと思ったら…。
早速惚気ですの?あ〜熱い熱い。」
「!///っ…ち、違うもん!」
「じゃあ、次は私の番!
私と旦那様の惚気をたっぷり聞かせてあげるわ〜!」
明るいモニカの話題に、
私はたくさん赤面してたくさん微笑った。
モニカが来た1日目の夜はそうやって更けていった。