スーパー丸尾ブラザーズ
「いっくんと怜香ちゃんは付き合っているの?」
名菜とは違って桃子ちゃんはおませだ。
「違うよ。
桃子ちゃんと裕貴くんとおんなじで、私達もお友達なんだよ」
俺だって小学生の頃は、怜香のことを友達だと思っていた。
そして5年生くらいになって、怜香や他の女の子と話すのが恥ずかしくなってきて…
中学生になって他の女の子に対する恥ずかしさは消えたのに、怜香だけがだんだんと好きな気持ちに変わっていった。
小学生の頃にも好きな人とかいたけど、その時の気持ちよりも、今の怜香への想いの方が圧倒的にでかい。
だけど自分の気持ちに気づいた時にはすでに、怜香は兄ちゃんを想っていた。
「ねえねえ、今からおにごっこするからいく兄と怜香ちゃんもやろうよ。
三人じゃすぐに終わるもん」
え、走るの?
「ねえ、かくれんぼにしない?」
「えー、鬼ごっこの気分だもん」
名菜とは違って桃子ちゃんはおませだ。
「違うよ。
桃子ちゃんと裕貴くんとおんなじで、私達もお友達なんだよ」
俺だって小学生の頃は、怜香のことを友達だと思っていた。
そして5年生くらいになって、怜香や他の女の子と話すのが恥ずかしくなってきて…
中学生になって他の女の子に対する恥ずかしさは消えたのに、怜香だけがだんだんと好きな気持ちに変わっていった。
小学生の頃にも好きな人とかいたけど、その時の気持ちよりも、今の怜香への想いの方が圧倒的にでかい。
だけど自分の気持ちに気づいた時にはすでに、怜香は兄ちゃんを想っていた。
「ねえねえ、今からおにごっこするからいく兄と怜香ちゃんもやろうよ。
三人じゃすぐに終わるもん」
え、走るの?
「ねえ、かくれんぼにしない?」
「えー、鬼ごっこの気分だもん」