スーパー丸尾ブラザーズ
2番目と3番目のお兄ちゃんは同じ部屋で寝ています。
二段ベッドの下の段で寝ているのが郁(いく)兄ちゃん。そのまんまだけど、いく兄って呼んでいます。
いく兄は、岬(みさき)中学の3年生で受験生です。昨日も夜遅くまで勉強していたみたい。
高校はふみ兄と同じ西条高校を目指しているんだって。
いく兄はわたしが起こしに行く頃には大体目を覚ましていて、わたしがくるのを待っていてくれます。
「おはよ、名菜」
そう言いながらいつもわたしの鼻をきゅってつまみます。
「おはよー。今日のお弁当からあげだよ」
「いいね、楽しみ」
鼻をつままれながらお弁当の報告をします。これがいく兄とのいつものルール。
「ほら、祥平のとこいっといで」
「はーい」
二段ベッドの下の段で寝ているのが郁(いく)兄ちゃん。そのまんまだけど、いく兄って呼んでいます。
いく兄は、岬(みさき)中学の3年生で受験生です。昨日も夜遅くまで勉強していたみたい。
高校はふみ兄と同じ西条高校を目指しているんだって。
いく兄はわたしが起こしに行く頃には大体目を覚ましていて、わたしがくるのを待っていてくれます。
「おはよ、名菜」
そう言いながらいつもわたしの鼻をきゅってつまみます。
「おはよー。今日のお弁当からあげだよ」
「いいね、楽しみ」
鼻をつままれながらお弁当の報告をします。これがいく兄とのいつものルール。
「ほら、祥平のとこいっといで」
「はーい」