アラビアンナイト


私が固まって身動き取れずにいると、

ガタッ!!

テーブルの斜め向かいから大きな音がした。

かと思うと、

「だったら私がお手伝いするわ!!」

大きな声で斧田さんが言いながら近づいてきた。

そしてジェイクの横まで来るとキラキラした笑顔を浮かべた。


一瞬、シーンとなった私たちのテーブル。

ど、ど、どうしよう…!!

ここは斧田さんに任せる?


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