アラビアンナイト
後日、茜ちゃんが言っていた。
「はぁ〜!!本物の王子のなりふり構わない本気って怖いね〜〜〜!」
って。
「そのうちありすのために日本まで王子のものになったりして!アハハハ!!!」
という笑えるような笑えないような一言もおまけでついていたけど。
でも、私には茜ちゃんみたいに笑う余裕はどこにもなかった。
だって、その大歓声で我に返った私の恥ずかしさの度合いは、きっと数字では表せないレベルだったよ!?
小笠原先生からも
「よっ!ご両人!!熱々ぶりはわかったからとにかく席についてくれ。
お前らに熱を吸い取られて夕飯が冷める」
とかなんとか冷やかされたし…!!
サイアクだ!!