恋は盲目
気持ち
そんな事
わかるわけ
ないじゃん
お互い
私の気持ちなんか
あんたに
わかってくれるわけ
ないじゃん
屋敷にいても
なんにもする事がない
あんたの世話は
あいつがするんだから
「私を早く解放してください」
「お前は、金と取り引きした帰る家はない」
私は力が抜けてその場に座りこんで
泣いた
『私が働いた給料すら取り上げるのに私はなんだったの?母のご機嫌だけの・・・・』
「喧しい、泣くな」
「あんたみたいな金が沸いてでる人に私の気持ちなんかわかりやしない、汗水ながして働いた給料すらあぶく銭のように使う・・・・金持ちなんかに私の気持ちなんか・・・」
瑠偉は渡利を呼び
和美の母親を調べさせた
俺の前にいるこいつは
昔の俺だ
今は財があるが
貧乏生活だった頃の俺だ
あの時代も
俺の金をあてにして
殴り倒されていた