祈り
「准~お弁当食べよう?」

「あぁ。」

昼休みいつものように美香と弁当を食べに行っていた。

いつも、中庭のベンチに座って食べる。

今日もそう。

「はい!!お弁当。」

「ありがとう。」

「どういたしまして。」

美香が満面の笑みで答えた。

本当にかわいいと思った。

抱きしめたかった。

本当に大好きだった。

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