君は僕の救世主、僕は君の救世主。
エピローグ
教室に、天と地の様な2人が話しながらかえってきた。
皆、2人を凝視する。
そして、いつも無口な人気者がこう言った。
「コイツは俺の親友だ。
何かしたら殴るじゃすまねぇからな!」
教室中が騒がしくなる。
そして、いじめっ子Aがこう言った。
「お前も嫌いって言ってたじゃねぇか」
と。
それでも、負けない無口な人気者。
「俺は黙ってただけだ。
好きだとも、嫌いだとも言ってねぇ」
するとそいつは悔しそうに教室をあとにした。
そして、隣の元・いじめられっ子はこう言ったんだ。
「あの時見たいだね。
ひろ君は、ずっと僕の親友だよ!」
「あぁ。」
そんな2人を、あの日と同じ夕焼け空が優しく見守っていた。
ーーーーーーendーーーーーー